「世界のブックデザイン2010―2011展」

印刷博物館で開催されている、「世界のブックデザイン2010−2011展」に行ってきました。(→印刷博物館:P&Pギャラリー > 世界のブックデザイン2010−11


私は、「本は読めればいいじゃないか、なかに何が書かれているかが大切」だと思っていました。ですが最近、デザイナーの方の知り合いも増え、「どうすれば、見やすくなるのか?魅力的な本という物質を作り出せるのか?」ということを、真剣に考えている人々の情熱に触れる機会が、たくさんあります。そこで、「もう少し、本というものについて、勉強しよう!」と思い立ち、行ってきたのです。(入場料が無料というのも、魅力的!)


展示されている本は、32カ国から集められた596点のうち、トップ14冊。本の横には、説明書きもあるのですが、「このタイポグラフィは手堅い」など、書かれていてました。本という「記述を伝達するツール」の域を脱して、「1つの完成された作品」として扱われている本たち。


おもしろい仕掛けのものや、立派な本まで、いろんな種類のものを、実際に手に取ることができます。まだまだ、デザインについては、ひよっこ(まだ、卵から孵ってもない?)ですが、少しずつ、デザインの文脈がわかるようになりたいなぁ。