2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「世界のブックデザイン2010―2011展」

印刷博物館で開催されている、「世界のブックデザイン2010−2011展」に行ってきました。(→印刷博物館:P&Pギャラリー > 世界のブックデザイン2010−11) 私は、「本は読めればいいじゃないか、なかに何が書かれているかが大切」だと思っていました。で…

きっと忘れない

もう、「昨日」になってしまった尾崎豊の誕生日。 私が生まれたころには、すでに亡くなっていたけれど、高校生のころ、貪るように聞いていました。周りの子が、ジャニーズに騒いでいる中、誰にも「私は尾崎豊が好き」と、いうことができないまま、高校は卒業…

憧れのアコーディオン

島村楽器のお題「プレゼントしたい楽器」 幼い頃から自信を持って奏でられる楽器といったら、カスタネットくらいしかない私だが、(カスタネットと同時期に、最も触れる回数が多かったのは、ハーモニカだろうが、こちらは、ひとつの穴に、うまく息を吹き込め…

なべやきうどん

今週のお題「寒い日に食べたい、あったかーいもの」この前、このお題に答えた際に、「お母さんの作る、なべやきうどん」と答えました。 このブログではおもしろい本、映画、場所を紹介することを目標としているで、「冬に食べたくなるものが、うまく表現され…

布団のぬくもり

最近、めっきり寒くなってきたので、暇さえあればベッドに横になり、毛布でくるまれている。布団が重いほうが気持ちいい、と考えているので、時間があると「しめしめ」と布団にもぐっている。だれが言ったか忘れたけれど、「布団の大きさは、人が住むのに最…

『象の消滅』(村上春樹)

村上春樹の小説には、すべて「魔物」がすんでいる、と思っている。「象の消滅」 短篇選集 1980-1991作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/31メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (252件) を見る いちばん好き…

東京膜(渡辺ペコ)、ストロベリーショートケークス(魚噛キリコ)

都会で1人で暮らすということは、寂しさと自由さとが混ざり合った不思議な時間をすごしていることなんだなぁと、いつも思います。 誰にも束縛されない、自分の好きなときに起きて、(授業には、そこそこ出て)好きなことをする。誰にも怒られない。 だけど…

とるにたらないものもの(江國香織)

江國さんは、すっと心地よい生活が、どういったものか分かっている方なのだなという印象を受けます。 とるにたらないものもの (集英社文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/19メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブ…

寒い日に食べたい、あったかーいもの

今週のお題「寒い日に食べたい、あったかーいもの」今は一人暮らしで、ほとんど外食、出来合いのものが中心の食生活を送っています。 そうなると、やはり、よく食べるもの(揚げ物、ファストフード、お弁当)と、ほとんど食べないもの(ロールキャベツなどの…

鎌倉歩き1(葛原岡・大仏ハイキングコース)

昨日、ほうほう堂を夜見る前に、相方と鎌倉に行ってきました。(大学は、文化祭だったので授業がありませんでした) 今回挑戦したのは、葛原岡・大仏ハイキングコースというものです。 (http://guide.city.kamakura.kanagawa.jp/haikingu/hiking_index.htm…

まるで、お遊戯みたいな(ほうほう堂@緑のアルテリオ)

新百合ヶ丘にある、川崎アートセンターで行われている、イラスト×映像×ダンスの公演を見てきました。 (詳細はこちら→http://kawasaki-ac.jp/theater-archive/111124/)小さいころから「本」にばかりどっぷりとはまっていた私にとって、お金も時間も自由にな…

反省しても、へこまない『本取り虫』(群ようこ)

本取り虫作者: 群ようこ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る群さんは、竹を割ったような性格の方なんだな。「目からうろこが落ちる楽しみを味わいたい」と本を読む意味を考えている群…

モノカゲをじっと見ていると

本との出合いって、不思議ですよね。 なんとなく手に取った本が、そのときの自分の心の欠けている部分を満たしてくれたり、(「こんな本を探していたんだなぁ」) 反対にずっと積読していて、むしろ、すでに読んだ気になっていた本が、メタクソ面白かったり…

家族というもの

他人のお家が苦手です。 とくに、水周り。洗面台、キッチン、お手洗い…。 その家庭の密度が凝縮されている気がします。 生活が最も反映されているように思え、「あ、ここは私の居場所じゃない」 と、じんわりと思い知らされます。流しのしたの骨 (新潮文庫)…

パンダ!

ケトル VOL.01作者: デーブ・スペクター,中川翔子,東川篤哉,山下敦弘,津田大介,河尻亨一,渋谷直角,正田真弘出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/06/14メディア: 大型本 クリック: 22回この商品を含むブログ (5件) を見るパンダが好きです。ぐでってしてい…

小さな部屋

幼い頃から、「小さな仕事場」に憧れを抱いている。 例えば、デパートの有料駐車場にある小部屋。 以前は、料金のやりとりをしていのであろう、あの狭い空間にあこがれていた。 または、美術館や図書館の受付。キャンバスに向かう画家。煙草屋。 小学校の放…