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「佐野洋子の本屋」

駒場東大前にある「NO.12GALLERY」(→NO.12 GALLERY)でおこなわれている『佐野洋子の本屋』に行ってきました。『100万回生きた猫』の作者でもある、彼女のエッセイ、絵本、原画が飾られていました。幼い頃、なんとなく眺めていて絵本たちとの再会でした。改…

『拡張するファッション』(林央子)

拡張するファッション アート、ガーリー、D.I.Y.、ZINE…… (P-Vine Books)作者: 林央子出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2011/05/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (15件) を見る12月に入り、キャンパス…

『宮沢賢治』ちくま日本文学

最近、宮沢賢治の作品を、ちびちびと読み進めている。宮沢賢治 (ちくま日本文学 3)作者: 宮沢賢治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/20メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (27件) を見る土と共に生き、石に話しかけ、農業に勤しんだ…

ポポタムと回文とZINE

今日は、午後、メジロにあるポポタムというブックギャラリーに行ってきました。(→ブックギャラリーポポタム)目白駅から、住宅街を、こっそり歩くこと10分ほどで到着です。「小さな窓展2011ー山ー」と、「旅展」をやっていました。窓展の方では、「これ欲し…

『象の消滅』(村上春樹)

村上春樹の小説には、すべて「魔物」がすんでいる、と思っている。「象の消滅」 短篇選集 1980-1991作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/31メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (252件) を見る いちばん好き…

東京膜(渡辺ペコ)、ストロベリーショートケークス(魚噛キリコ)

都会で1人で暮らすということは、寂しさと自由さとが混ざり合った不思議な時間をすごしていることなんだなぁと、いつも思います。 誰にも束縛されない、自分の好きなときに起きて、(授業には、そこそこ出て)好きなことをする。誰にも怒られない。 だけど…

とるにたらないものもの(江國香織)

江國さんは、すっと心地よい生活が、どういったものか分かっている方なのだなという印象を受けます。 とるにたらないものもの (集英社文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/19メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブ…

反省しても、へこまない『本取り虫』(群ようこ)

本取り虫作者: 群ようこ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る群さんは、竹を割ったような性格の方なんだな。「目からうろこが落ちる楽しみを味わいたい」と本を読む意味を考えている群…

モノカゲをじっと見ていると

本との出合いって、不思議ですよね。 なんとなく手に取った本が、そのときの自分の心の欠けている部分を満たしてくれたり、(「こんな本を探していたんだなぁ」) 反対にずっと積読していて、むしろ、すでに読んだ気になっていた本が、メタクソ面白かったり…

家族というもの

他人のお家が苦手です。 とくに、水周り。洗面台、キッチン、お手洗い…。 その家庭の密度が凝縮されている気がします。 生活が最も反映されているように思え、「あ、ここは私の居場所じゃない」 と、じんわりと思い知らされます。流しのしたの骨 (新潮文庫)…

パンダ!

ケトル VOL.01作者: デーブ・スペクター,中川翔子,東川篤哉,山下敦弘,津田大介,河尻亨一,渋谷直角,正田真弘出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/06/14メディア: 大型本 クリック: 22回この商品を含むブログ (5件) を見るパンダが好きです。ぐでってしてい…