ポポタムと回文とZINE

今日は、午後、メジロにあるポポタムというブックギャラリーに行ってきました。(→ブックギャラリーポポタム目白駅から、住宅街を、こっそり歩くこと10分ほどで到着です。「小さな窓展2011ー山ー」と、「旅展」をやっていました。窓展の方では、「これ欲しい!」と一目惚れした作品があったのですが、すでに買取済み・・・グスン。
ZINEや、昔懐かしい児童文学作品がたくさんあって、1時間ほど吟味した末、「歩きながら考える4」、「エホン便り集」、「murren」最新刊を購入。どれも、個性的だけど、手堅い編集と内容で、とっても好きです。


他にも、「これだ!」という本を見つけました!アマゾンでは、販売されていないようですが、福田尚代さんの「初期回文集」です。まず、装幀が素敵!なんとも言えない暖かい緑に、やわらかいノートのような紙質!上から読んでも、下から読んでもおんなじ回文と、下から読むと、上から読んだものとは、別の意味の文になる転文が、楽しめる1冊。たとえば「夜悟り塵と去るよ」(よるさとりちりとさるよ」などなど・・・。意味が通じそうで、通じない。でも、文章全体の持つ。独特の雰囲気に、やみつきです。